スキンケアをする際、必ず使うのが指先。指先の動きによってはお肌の状態も変化してきますのでコスメの内容だけではなく手の動きにも注目してみてください。
今回はスキンケアをする際の上手な手の使い方についてお伝えしていきます。
化粧品を肌に馴染ませる時には必ず手に広げてから顔に塗っていきますよね。
一刻も早く乾燥している肌に栄養を届けたいという気持ちはもっともなのですが、意外に大切なのが手を先に保湿するということ。手が乾燥している状態で顔をケアしてしまうと美容成分の吸収率が低下する可能性があるんです。
また手の乾燥により肌に届くはずの水分量が減少してしまうことも考えられます。
つまり手をしっかりと保湿しておくことが結果的には顔に十分な水分量が行き渡ることに繋がるのです。
冷え性に悩まれる女性は非常に多いと思いますが、実は手が冷えた状態のままスキンケアを行うことはあまりおススメできないんです。
これはどうしてかと言いますと、コスメというのは温めることにより浸透力の効果が高まると言われています。
仮に化粧品自体が適切な温度に保てていたとしても手が冷たい状態であれば肌に馴染む速度が大幅に落ちてしまいます。
なのでスキンケア時は必ず手を温めるようにしましょう。
スキンケアをしているとつい指先だけで肌をこすってしまいがちなのですが、これも実は浸透力を低下させる要因の1つなんです。というのも、目元、口元、鼻などの細かな部分については指先を使用しても問題はないのですが、頬やおでこといった広範囲のケアについては手の平を使って包み込むような形で肌に馴染ませてあげるとしっかりと栄養分が浸透していくので仕上がりも非常によくなります。
ケアを少し変えるだけで浸透力もぐんと増していきますから、ぜひこの機会に手を活用したケアをお試しください。