肌質には脂性肌、敏感肌、乾燥肌と様々なタイプがあることはご存じだと思いますが、近年注目を集めているインナードライという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
このタイプは肌表面がとても油分が多くテカっているのに対して肌の内側は非常に乾燥している状態を言います。
またこのインナードライの症状はおおよそ80%の女性に見られるといわれているので原因や特徴的な症状についてしっかりと理解しておくことが重要なのです。
まずインナードライになる主な原因についてですが、日常生活で肌に刺激を与える行動をしていること、必要以上にケアをしてしまっていることがインナードライに導く主な要素とされいます。
インナードライは決定的な症状が少ない肌質でもあるのでご自身で自覚がないまま過ごされていることが大半なのですが、毛穴が目立ってきたり、皮脂が表面に浮き出ているのに対して肌が乾燥するといった症状が見られる場合にはインナードライの可能性を疑った方がいいでしょう。
日頃からスキンケアを入念に行っていてもインナードライになる女性は数多く存在します。
ではなぜインナードライになってしまうのか。それは肌が乾燥していることに原因があるからなんです。
実はインナードライの典型的な症状である皮脂が浮き出るという部分は乾燥が悪化しているために出ている症状なので、この油を拭いてしまったり洗い流してしまう行為は逆にインナードライを深刻化させてしまう行動でもあるのですね。
つまりインナードライを予防するためにはまず乾燥を防ぐこと、そして必要以上にケアをしないこと、肌に負担をかけるコスメを避けること、などが挙げられます。
この他にも紫外線による肌のダメージ、偏りがちな食生活、ストレス、不規則な生活習慣などから肌に負担をかけてしまいやがてはインナードライへと発展していくことになるので、まずは肌にしっかりと栄養を与えて乾燥を防ぐために保湿を徹底することから始めてみましょう。