オールインワンゲルにもよく含まれている美容成分、スクワランですが、この美容成分が具体的にどのような働きをするのか皆さんご存知でしょうか?
スクワランとは主に哺乳類、植物に含まれる液体を言いますが、オールインワンゲルに配合されているものは、原液をこのまま使用しているわけではありません。
不純物などを取り除いて一定の割合まで濃度を調整し、そのコスメに最適な状態で配合されているのでコスメ1つ1つ特徴は異なります。
スクワランは主に保湿向きの美容成分ですが、化粧品以外にも軟膏や潤滑油などに使用されており、また人間の肌に馴染みやすいので幅広く活用される成分となっています。
このスクワラン、哺乳類から採取できる成分なので当然人間の肌にも含まれている成分なのですが、人体の場合は皮膚膜を保護したり殺菌作用があるとして非常に重宝される成分。
サプリメントとして販売もされていますがスクワランの性質上、長期間の保存にも耐えることが可能なのでやはり塗り薬やコスメとして活用されることが多いようです。
スクワランは殺菌作用や保湿効果を高めるだけではなく、肌の新陳代謝を高める上でも有効活用することができます。
スクワランを肌に塗ることで不足している酸素が行き渡るようになり新陳代謝が活発になります。
人間の身体も酸素を取り入れることで血流が良くなったり身体が軽くなったりしますが、これは肌にも同様のことが言えます。
酸素が不足してしまうと新陳代謝が正常に行われず肌の細胞は動きを止めてしまいます。
すると老廃物がきちんと外側へ排出されなくなったり、内側だけが乾燥するようになったり、様々な肌トラブルが発生してしまうのです。このトラブルを食い止めるのに効果的なのがスクワランです。
しっかりと老廃物を外に洗い流し保湿を行うことができるスクワランは乾燥対策だけではなくターンオーバーにも効果を発揮する成分なのです。