ステップケアが基本とされてきたコスメ商品の数々。
そんな中突如姿を現したのがオールインワンゲルです。
お手軽な1本集約タイプのゲルは1回のケアでハリと潤いをとり戻せると忙しい主婦の間でも好評。
価格もお手頃なのでふんだんに使っても気にならないわけですが、そんなオールイワンワンゲルにもある欠点が存在します。
それはオールインワンゲル特有の「モロモロ」なんですね。
モロモロってなに?という方にご説明しておくと、オールインワンゲルをお肌に馴染ませたとき独特の粘り気を感じると思います。
これは保湿力の高さでもあるんですが、ゲルタイプの商品が多いことでも知られるオールインワンゲルは化粧水のようにサッパリとは使えない点があります。
またこのゲルをお肌に広げていくと徐々に白い糊のようなものが浮いてきてカスがぽろぽろと落ちてきます。
これが「モロモロ」の正体です。
モロモロは全てのオールインワンゲルに発生するわけではありません。よく見られるのは界面活性剤を使用していないタイプ。
これには活性剤の代わりにカルボマーと呼ばれる成分が含まれており、これがモロモロ発生に繋がる原因であると想定されます。カルボマーが配合されたゲルは低刺激で汚染されにくいという性質を持つ半面、粘り気が強いことでも知られています。
モロモロ発生を食い止める効果的な方法はお肌を擦らないこと。
しっかりと馴染ませたいためにゴシゴシと表面を擦る方がいらっしゃいますがこの方法はお肌も傷めるので逆効果なんです。
マッサージするようについ擦ってしまうことはあると思いますが、やり過ぎるとせっかくの美容成分がモロモロとなって全部出ていってしまうので要注意です。
ゲル使用時はできるだけソフトに、そっと手を添える程度に馴染ませていくのがベストでしょう。