オールインワンゲルとジェルとの違い

オールインワンゲルとして販売されているコスメでよく知られるゲルタイプとジェルタイプですが、この２種類のタイプどこがどんな風に違うの？と疑問を抱く女性も多いことでしょう。
まずゲルというのは骨格にしっかりと馴染んでいくように水分と水素基がこのゲルに沢山くっついている状態であるため保湿力に優れた特徴も持ち合わせています。
ゲルには空洞が存在し、その中には豊富な美容成分が溶け込めるようになっているため弾力性のある美容成分がたっぷりと配合されてお肌にフィットするように工夫されているのです。
また天然のゲルにはゼラチン質、納豆のような粘り気があり、この中には体内から構築されているヒアルロン酸と同様の成分が含まれています。
つまりゲルタイプを使用することでしっかりとした保湿力、弾力性をお肌に与えることができるのです。

オールインワンジェルとは

オールインワンタイプでも幅広く使用されているジェルですが、このジェルはゼリー状タイプという意味があり、オールインワンコスメ以外でも取り入れられています。
例えば整髪料がその1つであり、これはゼリー状の滑らかな素材を取り入れることで髪全体に馴染んでいき思い通りのヘアアレンジを可能にしています。
つまりジェルタイプとはゲルと比較しても水分量が多く乳液やローションなどのコスメに使用される頻度の高いタイプとなります。
弾力性や保湿力という面ではゲルよりも劣る部分はありますが、水分量が多いためにお肌の角質層まで行き届き、全体を包み込んで洗い流してしまう作用に期待が持てます。
角質層に溜まっている汚れをジェルによってしっかりと洗い流せるので殺菌作用はもちろん、肌トラブルも改善することができますね。
またジェルの場合はお肌に馴染ませるとスッと伸びていくので、マッサージとしても活用できますし、力を加えなくても水分がグイグイと浸透していくのでサッパリとした仕上がりになります。