オールインワンゲルというのは肌に保湿力をとても与えるコスメですから、一般的にはゲルを使用した後に化粧下地をつける必要性はありません。しかしどうしても乾燥が気になるという場合には薄く化粧下地を手に取って肌に馴染ませると良いでしょう。
もちろんこの時に大量の化粧下地を塗りつけてしまうと肌がベタついてしまいメイクのノリが悪くなってしまいますから、あくまでも少量を伸ばして馴染ませるのがポイントとなります。
さらに化粧下地にはファンデーションをより密着させる効果と、保湿力を高めて外気から肌への刺激を守ってくれる効果が期待できますので、特に乾燥が懸念される寒い季節にはオールインワンゲルと併用して使用するのも1つの手段と言えるでしょう。
しかしどれほど優れた化粧下地と言えども、使用しているゲルとの相性は非常に重要となってきます。
これが合わないまま使用を続けていればメイク時のノリも悪くなり、やがては肌トラブルの原因を作りかねませんので、季節に合わせてゲルを使い分けてみる、もしくは化粧下地をさっぱりしたものに変えてみるなどのコントロールを心掛けると良いでしょう。
夏の時期は特に化粧下地を必要とはしないケースが多いですが、毛穴を埋めて肌の色味を整えたい時、長時間メイクをする時など、化粧下地を薄く伸ばして使用すると、ゲル1本で済ませてしまうスキンケアよりも遥かにファンデーションの定着を実感することができます。
これは化粧下地を使用することでパウダーが浮いてしまったり、肌トラブルの原因になる要素を回避するため、直接ファンデーションを塗りつけることと比較しても仕上がりも非常に美しいものとなるのです。
長時間の会議があるからメイクをキープしたい、お子様の授業参観があるから普段よりもばっちりとメイクしたいという時には、このようにゲルの上から化粧下地を使用することで透明感のある肌を作ることができます。