乾燥する季節、どうしてもお肌に潤いが失われて乾燥肌になりやすいとお悩みの女性も多いことと思われます。
しかし乾燥肌になってしまう本当の原因というのをご存知でしょうか?
肌は本来、角質層と皮脂膜によって覆われており、この2種類の成分によって肌の潤いをキープしています。しかし空気が乾燥することによって角質層に含まれる水分が崩れてしまい、角質の表面に空間が出来てしまいます。これによって肌が乾燥した状態となってしまうのです。
一度角質層に空間が出来てしまうと、その部分から細菌や紫外線などが入ってきてしまい肌にダメージを与える原因にも繋がります。
また、酷い症状にもなると肌の表面に赤いできものが見られたり、痒みを発するケースもあるのです。
もちろん乾燥の原因となるのはこれだけではありません。
オフィスワークをされている女性にはありがちな症状ですが、運動不足による冷え性、また血行不良なども肌トラブルを引き起こす可能性が極めて高いことが明らかとなっています。
肌の状態を改善させるためには日頃のお手入れだけではなくライフスタイルを見直していく必要性があります。
例えば入浴時はできるだけソフトに身体や顔を洗うようにすること。
これは力を加えて洗うことによって肌の表面にある皮脂を洗い落としてしまうことにもなりますので極力避けることをお勧めいたします。
また、乾燥する季節は特に空気の調節をしてください。
これは暖房などを長時間使用することで室内の空気が乾燥してしまい、気が付かないうちに肌の表面にある水分が蒸発してしまう危険性があるためです。
特にデスクワークをしている女性は、ご自身の周りに加湿器などを置いて上手く活用することで室内の空気をコントロールすることができますよ。
そして肌に必要不可欠なのが食事と睡眠です。
特にビタミンB2、B6、Cなどの成分を多く含んだ健康的な食事バランスと十分な睡眠を取ることが、より肌を改善に導く方法と言えるでしょう。